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業種の選択

フランチャイズビジネスに限らず、事業にはさまざま種類があります。
当協会では、大別して、小売業、外食業、サービス業に分類しております。
小売業は、商品の販売が主体の事業で、コンビニエンスストア、衣料・身の回り品小売販売、書籍・メガネ・文化用品販売、菓子・パン販売、宅配販売や無店舗販売などもこれに入ります。
 

外食業は基本的に店舗を設けて店内で調理した食品を提供します。
ハンバーガーチェーン、牛丼店、ラーメン店、そばうどん店、各種レストランなどが該当します。
ただし、食品の提供だけなく、付随する接客などのサービスも重要となる業種です。
 

サービス業のサービスは役務(えきむ)と訳され、商品販売に付随して提供される活動を指します。
この提供を主たる目的とした業種がサービス業です。
具体的は、クリーニング業や美容業、DPEショップ、リフォーム、レンタル、学習塾、印刷、ビルメンテナンスなどの各種サービス業です。
サービスは無形であり、人的な比重が高い業種です。
そのために本部の実施する教育・訓練やサービスマニュアルが重要です。
 

以上を踏まえて業種の選択となりますが、どの業種を選択しても事業を行なう上での苦労がない業種はない、ということを十分理解されることが重要です。
 

また、小売業、外食業は比較的歴史があり、フランチャイズチェーンのなかでもノウハウが蓄積されているのですが、サービス業の一部の業種はビジネスとして新しいものもあり、フランチャイズビジネスとしてはリスクのあるものもあります。
また、どの業種でも「流行」があり、「○○ブーム」で業績が好調なものもあります。
しかし、その好調な業績が一時的なものなのか、継続するのか、1年後、3年後、5年後、10年後にもその業種が事業として成立するのかを十分見極めることも大切です。
とくに、フランチャイズビジネスの場合は投資金額も大きく、契約期間が長期にわたります。
契約期間内で投資額を回収し、利益が継続して得られる業種を選択することがポイントになります。
 

また、開業される立地条件も重要です。
たとえば、ビルメンテナンスなどはオフィス街向きのビジネスで、住宅街では成立しません。
また、店舗を構えて営業する業種は立地が重要ですが、宅配販売やサービス業のようにこちらから出向くタイプのビジネスでは、立地はそれほど重要ではない場合もあります。
このように、繁華街、学生街、駅前立地、郊外のロードサイド立地、またビルの1階もしくは2階など、その業種にふさわしい立地があります。

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